育休復帰前準備11選:その2 キッチン収納見直し

こんにちは!しゃけ子と申します。

ブログをご覧いただき、ありがとうございます^^

さて、以前に書いた記事で育休復帰前に11個の準備をしたというお話をしました。

本日はその2つ目、「キッチン収納見直し」についてお話します。

*以前に書いた記事については↓をご参照ください*

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「キッチン収納見直し」に着手した経緯

今の家は2年ほど前に買った新築戸建てで、2019年6月に引っ越してきました。

(家を買った時の話はまた別の記事で書きますね)
引っ越したばかりの頃は大きな家具を買うので手一杯で、キッチンの細かい収納を検討する余裕はありませんでした。私は棚の中を100均のカゴで分類して収納するのが好きなのですが、引っ越してすぐは収納の中の寸法を測ったりしている余裕がなかったので、しばらくは前の家で使っていた少しサイズの合わないカゴで収納していました。引っ越して少し経ってから妊娠が分かり、出産前に里帰りして産後1か月ほどで自宅に戻ってきました。徐々に体調が戻って家事をするようになると、この適当に収納されている状態がとてもストレスに感じました。

私のスタンスとしては、よく使うものはすぐ出せる・しまえるところに収納したいし、それに合ったカゴなどを置いてすっきりさせたい。そんなに使わないものは高いところとか、普段は手の届かないところでOK。といった感じだったので、よく使うのに高いところにあるものやワンアクションで取り出せないものにイライラするようになったのです。

復職後のことを思うと、そんなことにいちいちイライラしていられない!それよりもっと優先してやるべきことが山のようにあるはず…!そう思って、少し早めに着手することにしました。

キッチン収納見直しの方針

  • とてもよく使うものは見えるところ、すぐ届くところに収納する
  • 使う場所のすぐ近くに収納する
  • 使用頻度によって収納場所を決める
  • なるべく1アクション~2アクションで取り出せる収納方法にする

1点目の「とてもよく使うもの」の目安は、「1日のうちに何度も使うもの」です。

本当はほとんどのものは収納することですっきりした見た目にしたかったのですが、あまりにもよく使うラップや計量カップなどのものは収納するとかえって使い勝手が悪くなってしまいそうだったので、見えるところに置いておき出しやすく・しまいやすくしました。

キッチン収納見直しのステップ

私は、大きく分けて3つのステップで見直しを進めました。

  1. 現状把握
    a.収納スペースの把握
    b.現在収納しているモノの把握
    c.モノの使用頻度の確認
  2. 理想的な状態の検討
    a.最適な収納場所や収納方法の検討
    b.収納用品の検討
  3. 収納見直しの実践

整理収納アドバイザー等の資格は特に持っていませんが、職業柄問題解決を得意としているので、一般的な問題解決手法をアレンジしてステップを組み立ててみました。
↓に、それぞれどんなことを実践したか書いていきます。

①現状把握

a.収納スペースの把握

まずはどれだけの収納場所が活用できるのかを把握します。
私の場合は、まず手書きで収納スペースの図をノートに書き出し、それぞれのスペースの寸法を測って図に書き込みました。(↓お見苦しい絵ですみません…)

b.現在収納しているモノの把握

上の写真の図では、A、B、C等の符号が振ってあります。これは、今のモノの場所や理想的なモノの場所を考えるのに必要なので、便宜的に振っているものです。
この②のステップでは、モノの名前と場所の符号をExcelに書き出し、今どこに何を収納しているのかを把握しました。
(もしExcel使い慣れてないよ~っていう人は手書きでも大丈夫だと思いますが、Excelは何度も書き直しや並べ替えができるので、仕事で使い慣れた私にとっては便利でした)

左端が現状で収納している場所の符号で、その右が収納しているモノの名前です。私はカテゴリを作って記入した方が管理しやすかったので、カテゴリもついでに書き出しました。
(項目名にある「AsIs」というのは「現状」という意味ですが、仕事柄クセで使ってしまう業界用語なのです…わかりづらかったらすみません)

c.モノの使用頻度の確認

私は使用頻度でモノの位置を決める方針だったため、ここで一旦モノの使用頻度を再確認することにしました。↓こんなかんじ

こちらは、「b.現在収納しているモノの把握」で作った表に書き足して作っています。ただ、今度は使用頻度の順番に並べ替えたかったので、b.で作った「AsIs」の列を一番右に移動させて、新たに左端に「使用頻度」の列を追加して入力していきました。使用頻度の欄を全て入力した後に、Excelの機能で並べ替えました。

使用頻度は、「高」「中」「やや低」「低」「使用なし」から選択して入力しています。

  • 高:毎日、もしくは2~3日に一度使う
  • 中:1週間~2週間に1度使う
  • やや低:1カ月~2カ月に1度使う
  • 低:数カ月~1年に一度使う
  • 使用なし:不要になった、あるいはここ1~2年で使っていないもの

②理想的な状態の検討

a.最適な収納場所や収納方法の検討

「①現状把握」の「a.収納スペースの把握」で作ったレイアウトと「b.現在収納しているモノの把握」「c.モノの使用頻度の確認」で書き出した現状のモノの位置・使用頻度とをにらめっこしながら、モノの最適な配置を検討します。
「①現状把握」の「c.モノの使用頻度の確認」で書き足した一覧表にさらに書き足して一覧を作ります。「①現状把握」の「a.収納スペースの把握」で作ったレイアウトを見て、ここにあったら良いのに!という場所の符号を書き足しました。(↓こんなかんじ)

例えば、↑の写真の真ん中より少し上にある「乾物(すりごま、いりごま、…)」と長々書いているモノについて、AsIsがC、ToBeがA下となっています。もともとはCという場所(シンク下の引き出しにあたります)にあったが、今度はAという吊戸棚の下部分にあたるところへ移動させたいな。そういう意味で書いています。
「①現状把握」の「c.モノの使用頻度の確認」でもやっていたように、やはりいままで作った列は右端に寄せて、新たに作った「ToBe原案」という列を左端にして並べ替えました。
※「ToBe」というのは「理想像」という意味で、「AsIs」と同様にとある業界の業界用語です…わかりづらくすみません
また、列名が「原案」となっているのは、一度仮決めした理想の配置を実際に実現した後変える可能性があるためです。
レイアウト図上で「A」「B」と符号を振ったはいいものの、その中でも上の方と下の方では使い勝手が異なる場所があるため、「ToBe原案」の列で「A上」「A下」等と書いてあります。

b.収納用品の検討

収納スペースに効率的にモノを収め、使いやすくするにはカゴなどの収納用品が必須です。
ここではじめて、「①現状把握」の「a.収納スペースの把握」で測った寸法が役に立ちます。
私は100円均一のカゴが好きなので、寸法をメモしたノートを持って100円均一へ行き、様々な大きさのカゴの寸法を細かく見て収納スペースにきれいに収まる収納用品を選定しました。
ここで、「少しくらい大きくてもいいや」とか、「小さくてもいいや」と思ってはいけません。限られたスペースを最大限活かした収納をするには、なるべくピッタリ収まるものを使うことが大事になります。よく「シンデレラフィット」とか言いますよね。100均のカゴ類は入れ替わりも激しいので必ずピッタリのものが見つかるとは限りませんし、沢山の種類のカゴの寸法を細かく見るのは大変な作業ですが、なるべくピッタリフィットなものを選べるように頑張りましょう!

③収納見直しの実践

さて、ここまで綿密に計画してきた内容をいよいよ実践するフェーズです。
「②理想的な状態の検討」で検討した収納用品や配置について、実際の収納スペースに収めていきます。
すると、思ったより収納する場所が足りないとか、思ったよりスペースが余るといったことが出てくると思います。
これまで理想的な状態を検討はしてきましたが、あくまで机上での検討なので、実際にやってみると収めたいモノの量とスペースの広さが合わないといったことはよくあります。

  • 収めたいモノの量を減らす
  • 配置を再検討する
  • 収納用品を再検討する

等の対応で、再度理想的な状態を考えなおしてみることが必要です。

実際にキッチン収納を見直ししてみた感想

ところどころ改善の余地があるものの、ある程度は使いやすくなったので、総じて実践してよかったと思いました!

よかった点

  • よく使うものが取り出しやすくなりストレスが減った
  • 今回の見直しにより断捨離が進み、不要なものを減らすことができた
  • 透明の収納ケースを導入したことで収納しているモノやその残量が分かりやすくなった
  • 吊戸棚は取っ手付きのカゴを導入したので、高いところの収納が扱いやすくなった
  • 吊戸棚の中のカゴを統一したので、収納スペースが有効活用できた
  • 吊戸棚はカゴを入れ替えれば収納場所を簡単に変えられるので、都度都度配置換えが可能
  • 消耗品のストックを1か所に集めたので、ストック残量が分かりやすくなった
  • 食洗機の右にフライパン・ボウル類、左に食器類としたので、洗った後の移動が楽

改善したい点

  • 目につく場所に収納してあるものは統一感を持たせて見た目をすっきりさせたい
  • 吊戸棚の取っ手付きカゴが少し小さめだったので、思ったよりモノが入らなかった
  • 箸やスプーン等は配置を変えず食洗機から少し離れた場所に収納しているので、戻すのが面倒
  • お皿の収納に使ったファイルケースが柔らかすぎて、入れすぎた時に歪んで不格好になった
    (まあ家族しか見ない場所だし、しばらくはそのままかな…)
  • 思い付きで配置換えした時、夫に共有していないと混乱させてしまう
    →「よかった点」の6点目の裏返しですね^^;
  • モノが増えた場合に拡張できない
    →なるべく増やさないように努力してますが、特にレトルト離乳食のストックが増えまくって困ってます。。。

まとめ

以上、私が実践したキッチン収納の見直し方法について詳しく書いてみました。
いかがでしたでしょうか?
ステップはあまり多くありませんが、ゼロから考えて実践したので、本音としては結構骨が折れました^^;
特に大変だったのは、「②理想的な状態の検討」の「b.収納用品の検討」で100均巡りをしたことです。2~3時間100均の収納グッズコーナーをうろつく怪しいおばさんでした(笑)。しかもやたら大量に同じカゴ買っていくし。
今回の手法はキッチンだけでなく様々な場所の収納の見直しに使えるものだと思いますので、ぜひお試しください。

長くなりましたが、最後まで当記事をご覧いただきありがとうございました!